mid90sはカルチャーとか誰もが経験した感情にフューチャーしてるイメージで、
こっちはその内情、1人1人の人生とか背景を深掘りしてるなーと思った。
別物だけどセットで観て欲しい〜〜
色んな問題があってしかもそれは人種差別だったり、街全体の治安だったりDVだったりけっこうスケールの大きい問題なんだけど、
個人のドキュメンタリーとしての10数年のプライベートな映像だからめちゃくちゃリアリティがある。
最初から映画にしようとしてない映像たちだしクルーの一員がカメラを回してるから本当素の表情で、特にキアーの笑顔がめちゃくちゃに良くてでも悲しみも帯びててほんとに苦しくなった…
息が詰まるような現実の中で街をめちゃくちゃかっこいいトリックしながら滑りまくる映像が本当にスカッとするし気持ちいい、スケートが救いになるっていうのがすごいわかる。
スケートしてる映像はmid90sより好きだったかも。
後半の、ザックと奥さんとビンのお母さんが心情を吐露する場面は苦しくて嗚咽大爆発でした…
この環境でも、最初生まれたての赤ちゃんから最後お喋りするまで可愛くすくすく育ってくザックの息子の尊さも泣ける。
奥さんえらいよ。
終わり方もよかった!