ハ・ジョンウで始まりハ・ジョンウで終わる、ハ・ジョンウを贅沢に楽しめた。ほんとうにかっこいい役者さん。
仲間か自分か、どちらの命を選ぶのか、次から次へと迫る窮地で主人公が問われ続けるド派手なアクション映画である一方、韓国人のエイハブと北朝鮮人のユン先生が軍事境界線の地下要塞で、仲間となるすごい映画。
「レッド・ファミリー」「シークレット・ミッション」「工作 黒金星と呼ばれた男」等も南北関係を描いているけど「PMC:ザ・バンカー」は韓国人と北朝鮮人が国籍を障害にすることなく(一緒の行動をするきっかけに利害関係があったけど)、北南を意識せず仲間になるって新しい感覚の映画なのでは。
最終的には生への執着が奇跡を可能にするんだなと感心するラスト。
主人公エイハブは元特殊部隊員で現在は傭兵団のリーダー。リーダーらしい面は持ちつつも、冒頭で「生死の確認はちゃんとしろ」と自分で言っておきながらも劇中で何度も確認忘れをしている可愛い萌え要素もあり😻
