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天気の子の70のネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

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君の名は。より面白くないですか

地方の生きづらさに嫌気が差し、中学生ながら都会に飛び込んだ穂高。形はどうあれなんとか雇われた矢先に、願えば晴れる女の子、陽菜と出会う。雨続きとなっていた東京で問い合わせが殺到し、ビジネスとして大成功かと思いきや、代償として陽菜自身が人柱として捧げられなければならない顛末に。ビジネスパートナーなんかじゃない、会いたい一心の穂高は手段を選ばず陽菜を救いにいく。

君の名は。では「土着信仰」「恋愛」がテーマとして大きな位置を示していたけれど、天気の子は「異常気象」「人柱」の2つが要素にあって、やはりアニメとしての切り口が面白いな~と思った。

演出に関して、穂高が人柱として捧げられた陽菜を救うシーンの、サビが2段階あるような演出はすごかった。

恋愛要素が強めに出ていないのも個人的によかったな~と。

お婆ちゃんの入り江のお話もよかったね。君の名は。以上に舞台が東京であることに意義があると思った。

・彼はさすがに銃は打たない
・家出の理由(=都会に行きたがったのか)が全くもって不明、描写が美しいのに勿体ない
・新海イズムといえる童貞の何でもうまくいく気持ち悪さ
は納得がいかなかったかな~。
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