ねこた

天気の子のねこたのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

誕生日と公開日が重なって嬉しさもあり初日に見に行きました。ここの所雨続きだったのに公開日の午後から突然の晴れでかんかん照り...運命を感じてしまいました✧⁺⸜(●˙▾˙●)⸝⁺✧

君の名は。の完成度はとても高かったです。伏線などよく作り込まれており、スッキリ終わる王道の感じ。
今回の天気の子は 人は自分の幸せが第1だろ というようなセリフが出てきますが、まさにその皮肉めいたストーリーだなと思いました。人々にとっての幸せ=晴れ そのための人柱はひなだが、ほだかにとっての幸せは人々や天気なんてどうなってもいい、ひなにもう一度会いたい。ひなと一緒に生きていきたい。

最後は世界の形を変えてまでも2人で生き続けることにした2人。この事は2人だけの秘密の話。

こういう言い伝え系は大体女の子が生贄にされて男の子はその子を想い続けたり、記憶無くなるみたいなエンドが多いと思います。
ただ天気の子はなりふり構わず自分の気持ちに正直な答えを出していましたね。
銃を撃ってしまったり、刑罰なんて考えずに逃げ出したり、、、変に大人びてしまった自分たちには出来ないことをやってのける、人生を全力で生きようとする若さに胸が熱くなりました。

テンポがゆっくりしているなと思ったら突然早くなったようなストーリー展開で少し気になる事はあったものの、曲や描画の演出が最高でした。
とても好きな作品になりました。もう一度見たいです。
ねこた

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