鴉

天気の子の鴉のレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.7
何も特別じゃない少年が、東京の喧騒に揉まれながら生活している姿は、冒険的なのかもしれないけど、社会の枠組みから外れた気まずさがどこか感じた。

カルタシスを感じる事もあまりなかったというか、どこか窮屈な感覚があった。

帆高に感情移入したからこそ、周りの大人たちへの不甲斐なさを常に感じていたのかもしれない。

無音を使った静と動の演出や、透明感のある街並みの風景はとても綺麗だったし、アニメってすごいんだなと久しぶりに思った。
鴉