ボーン

天気の子のボーンのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.9
【これは、僕と彼女だけが知っている、
世界の秘密についての物語だ】

君の名は。で世界を圧巻した、新海誠監督の最新作。
前作で、アニメを普段見ない自分にとってのアニメの見方が変わった。
今回も、斬新な表現法で、実写にはできないようなアニメならではの迫力を見せつけられました。繊細な天気の移り変わり、それと絶妙な美しい歌声。
たしかにRADさんじゃないと曲はこんなにハマらないでしょう。

「天気でこんなにも感情が動かされるなんて」

たしかに雨の日は憂鬱に感じちゃうし、朝から晴れてると一日気持ちがいい。
そんな、難しいけど日本人らしいものを一本の映画として描き上げてくれた。

いろいろ設定についてわからないことはあるし、突っ込みたいとこもあるけど、
作品全体の評価を悪くするまでには至らなかったかな…
だからストーリーについてはあーだこーだいいません。

ただ、ちょっと演出について。
男女が
「それは、まるで〜のようで」
「それは、まるで〜のようで」
ていう対比演出は君の名は。だからこそ良かったんじゃないのー??
て思った。もっといい、この作品ならではの演出生み出して。

クライマックスは、大好きな展開やった。
泣きながら、全力疾走したくなる映画No.1。
ボーン

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