しょたーん

天気の子のしょたーんのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.1
お天気の子、楽しく見てきました。ちゃんとミーハーなので、しっかり波に乗ります。RADのMV見に行った気持ちですけども、感受性豊かだからがっちり二回泣いてます。

祈れば晴らすことができるってだけでよくもまあここまで話を拡げられるなぁ、と思いました。ほだか少年が読んでいるのはサリンジャーのライ麦畑でつかまえて。劇中序盤の少年は言い訳っぽくてライ麦の主人公とどこか重なるところがありましたね。
個人的にはライ麦を絶賛する人とはあまり仲良くなれなさそうなので、距離おきたいタイプです。あと、晴れ女の子、首のチョーカーがダサくって分かりやすいです。

声なんですけど、本田翼が あっ、本田翼だ!ってなっちゃうんですよね。声も下手なのかよ。小栗旬とか、エンドロールまでわからなかったです。本田翼と平泉成だけが本人役です。

どっかで見たかなってシーンもちらほら。届かない女性の思いみたいなとこがノルウェイの森をなんとなく連想させて、走るシーンは、あれ?フォレスト・ガンプ?ってなる。そして、空から落ちていくシーンってどう頑張ってもラピュタを超えられない。(記憶違いかな?シータァーーー!って言いながら嵐の中を手を繋いでぐるぐる回るシーン)

なんせほだか少年の独り言がえげつないから、独り言言うたびに心の中の千鳥ノブが独り言がえげつないんじゃぁって言ってました。今日は心の中に1人千鳥ノブを飼っていれば、大体の事は笑って乗り越えられるライフハックを紹介しました。では、また次回。