ゆー

天気の子のゆーのネタバレレビュー・内容・結末

天気の子(2019年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「子ども」と「大人」
「理想」と「現実」
「未来」と「過去」
「諦めなかった人」と「諦めるしかなかった人」

色々なものが対照的な作品でした。
自分は主人公の帆高くんの行動に、少し「ええ…」と思ってしまうところもあったので、いつの間にか「大人」側にしっかりきてしまったんだろうなと思いました。

だからこそモヤモヤしてしまう部分が多かったのかなと思いました。

雨の描写はすごく綺麗で、飛び跳ねた雫が魚になるという表現もすごく好きです。
鳥居の向こう、空は彼岸に繋がっているというのも、すごく好きです。

ただ、主人公の行動は全力で走っているところはすごくぐっと来たけれども
危ないモノ拾ってそのままなのー!?とか
ホテル到着した後笑ってる三人とか
感情移入できなかったなあという印象でした。
前半で拳銃を向けた帆高に「気持ち悪い」と言った陽菜ちゃんが、トラックを爆発させたこと(他の人を巻き込んだかもしれないこと)に対しては笑うんだ…という。笑

『君の名は。』の登場人物が出て来たのは嬉しかったです。
多分二回目はないかなあ。
ゆー

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