このレビューはネタバレを含みます
絵と音楽がきれい
一緒に作っているからこそ本当にピタリとはまってる!
君の名はの登場人物が出てきて(かなりわかりやすく)、新海誠ファンは嬉しいだろうな。
肝心のストーリーが私的にはいまいち、、
共感できないシーンが続くから、あの空から落ちてくるシーンを描くためだけに生まれたキャラクターたち、設定に思える。ご都合主義という一言がしっくりきてしまう。
なんで野宿してでも家出したかったの?
なんで娘が大事なのに人を殴れるの?
キャラクター一人一人の軸がわからなすぎた。絶対譲れないところが見えてこない。
そう思うと些細な行動も気になってきて、なんで?なんで?で集中できなかった。
魚の存在も、龍の形の雲も不思議さだけのためにある…最低限の説明がファンタジーには必要だと思う。
あえて自然の怖さを控えめにしているのかもしれないけど、そこが弱いと結局、青空より彼女がいいっていうシーンが引き立たない気がする。
自然の話ときいて、テレパシー少女蘭みたいな、ぞわぞわハラハラを求めていたかも。
本当に落ちるシーンのためだけの贅沢な映画。