絵が綺麗。絵が綺麗、画が綺麗！えがきれい！！エガキレイ！！！
とりあえず絵の美しさだけで泣けました。
「天候ひとつで、こんなに気持ちが動かされるなんて」を絵で体感させてくれる作品。
言の葉の庭でその美麗な水の表現を観たときから、新海監督作品にはハマる予感がしてたんですよねー。
社会からはみ出した人々の繊細な心の機微の描かれ方も、言の葉の庭では個人的には直接的過ぎに感じたが、本作ではマイルドになっており、好みだった。
もっと抽象的だとより好みだし、「湿っぽさ」も減って間口が広がるのではと思う。
作品としては、3分の2ほど過ぎた辺りからどこで終わっても満足でした。
そして本田翼さん、キャスト聞いたときは不安がよぎったけど、大変失礼致しました。良かったです。
小栗旬さんも良かった。
そして神木隆之介くん、誰この素敵な声優さんと思ったらあなただったのか！
梶さんも素敵でした。
（メインキャストももちろん良かったです。）
———以下微ネタバレ———
終盤のパートは、君の名は。の再来を求めている層向けに、今回はつけるのが最適解だと思う。個人的にはわかりやすいハッピーエンドじゃなくてもその前までで大満足な出来だったけど。
次回作は、大衆受けは今回ほど気にせずに、新海監督が描きたいことで作ったモノを観たい。
