RYOLAND

天気の子のRYOLANDのレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
4.0
一つ一つの場面の描写がきれいすぎる。
音楽も最高に響いて最高の雰囲気を作っている。
ストーリーはほんとにわからなかった。一種のミステリーのような、また一方でファンタジーのような不思議な世界観。わからなくて三回劇場で見た。同じ映画を三回見るのは『君の名は。』以来だが結局三回見てもわからなかった。パンフレットも買ってみたが、わかるとかわからないとかそういう価値観で見る映画ではないことがということが分かった。
今作は前作の『君の名は。』に引き続き新海監督の作品として大変注目度が高かった。しかし、期待の割には評判がついてこなかった。作ったのは同じ監督だが、シリーズでも続編でもない映画を前作と比べると作品自体を作品として評価できなくなるのでここでは触れないことにする。

一回目
友達と鑑賞。普通にいい映画だと思った。青春の愛の力、強さを感じた。新海監督の作品はきれいなこと以上に心にはまる何かがある。

二回目
一人でTOHOシネマズ日比谷のIMAXで鑑賞。とにかく音の迫力がすごかった。

三回目
またも一人でTOHOシネマズ八千代緑が丘で鑑賞。プレミアシートで見た。TOHOシネマズでの終演が近かったので駆け込んだ。この作品のわからなさは愛についての作品ゆえだと思った。

パンフレット
新海監督のこの作品にかけた思いが伝わる一冊。これがあるのとないのでは作品の持つ意味が180度変わってしまう気がする。

4回目(Amazon prime)
「世界がどうなってもいいからあなたと一緒にいたい」
これが恋愛の本質なんだなって気づいた
こんな恋がしたい
世界って残酷だけど美しい
RADの語彙力、表現力諸々と新海監督の構成力からなる作品を一回で味わい切るのは不可能
個人的に「走れー 帆高ー」からの線路爆走シーンはフォレスト・ガンプだと思ってる
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