TRT421

天気の子のTRT421のレビュー・感想・評価

天気の子(2019年製作の映画)
3.5
最初に書いておくと
僕は前作「君の名は」が大好きだ
何十回とは言わないが
20回は見ているだろう
見る度に涙する

君の名はを見た後
新海誠の過去作品もいくつか見た


その後の天気の子
どんな世界を見せてくれるのだろうか
その期待は大きかった

この映画は劇場で見ないと行けない
と思い、映画館で見た

その時の感想が僕を支配しているせいか
今回WOWOW録画を見ても
感想はあまり変わらない

心が塞ぐような 暗い気分になる

まず 冒頭から雨で
それがリアルで
心が塞いでしまう

話の展開が
君の名はと大きく変わらず
なんとなく 期待が外れた

新海誠の過去作品を見て
君の名はが
過去の積み上げの集大成であることを知るが、
今回もその域を出なかった印象は拭えない

特に帆高が叫びながら走るシーンは
ああ、またこれかぁ。。
と思わずにはいられない

あとはラスト
陽菜と引き換えに雨が降り
東京が沈むのは
エンタテイメントとしては
受け入れられなかった

でも、今回見て思ったのは
陽菜は最後何を祈っていたのかな
晴れるのを祈っている訳でも無いだろうに。。

それを思うと少しウルっとした
少しね😉

拳銃が出てくるのは意外だった
今回見直して あの感情の発露のような
銃声を聞いた時思った
これはスタンドバイミーへのオマージュだな


滝や三葉が出てきたのは嬉しかったな
初回見た時はこれがテンションMAX
でも、三葉よ
お客様を「君」と呼んではダメだよ😉


エンタテイメントとして
温暖化ガスによる気候変動を
真正面から描いたのは 
それが見て楽しいかどうかは別として
意味は大きい

コロナで日常を失ったように
気候変動でも更なる
日常への変化が発生する
今のままではこれは不可避

本作を見直した日
菅首相が温暖化ガスをゼロにする
所信表明演説を行った

これから規制が強化され
企業はより一層の努力を強いられるだろう
一般家庭でも努力が必要だ

我々は自らにこう問い続ける必要がある

「地球のためにできることはまだあるか」

我々はCO2を排出して作った
モノやサービスを使って生きている
そのツケを払うのは次の世代だ

だから
この作品の主人公三人は
16歳以下の子供なのだろう

RADWIMPSの主題歌はこう締め括る

「愛のためにできることまだあるよ
 僕のできることはまだあるよ」





追伸
あ、陽菜の声は森七菜だったんだ!
森七菜可愛い!
この前バナナマンの
「せっかくグルメ」出てきて
超絶可愛かったぁ!
やべえ、天気の子 大好き笑

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