ゆういち

決算!忠臣蔵のゆういちのレビュー・感想・評価

決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)
3.4
『小さな事からコツコツと。先の事考えて』

有名な赤穂浪士の話を銭勘定の視点からコメディタッチで描く。
殿、利息でござるも面白かった中村監督だけに密かに期待を寄せて鑑賞。
感想としてはTHE吉本エンターテイメントといった感じ。
おそろしいほど豪華なキャストは若干勿体無くて活かしきれてない気もしたけど番方(イケイケの戦担当)と役方(お金や経営担当)との温度差をおもしろおかしく新喜劇のようにたくさん散りばめられていて楽しめた。
物語は元禄時代、蕎麦一杯16文=480円。
討ち入りするにもお家再興するにもお金がかかる。
なるほど、とっても勉強になります。
現代の金額に換算しながら進めるのはわかりやすい。
岡村隆史が絶妙に良い味出してしっかりホロっとする展開もありました。
ただ、全体的に薄味と言うか討ち入り手前に焦点を当てたから間延びしてしまったからか皆さんの点数伸び悩んでますね…。
個人的には濱田岳のあのなんとも言えないドヤ顔見て爆笑できたので大満足。
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