このレビューはネタバレを含みます
並行世界に死んだ自分の家族の代わりを探しに行くワンダ、それスパイダーバースのキングピンがやろうとしたやつじゃん…今後それ禁止だから…
ワンダを助けられたのは結局自分自身でしかなかったというの、私は救いようのある話だと思ったけど、彼女の周りの人間の無慈悲を問う人も居る。そりゃそうか
ゾンビでウィンクしてあんなにかわいいストレンジは流石だ。昔の彼女の結婚で落ち込む導入は若干ヴェノム感あった。幸せって何だっけ…
偉そうな彼が謙虚になるまでこんなにかかってしまった。
あの牛頭の人はついに原作のボバが出てきたのかなと思ったら違う人だった。でもワンダゴア山は出てきた。
異世界をいくつも移動したり複雑な展開なのに見ていて話が迷子にならなくて余裕でついていける。レトロなホラー調の演出をするかと思えば星型のワープゲートや音符を飛ばして戦ったりなんていうプリキュア的な演出でもわくわくさせてくれて、何でも出来ちゃうサム・ライミは凄すぎた。
予告で大騒ぎだったX-MENはあんなに大量に出てこなかったので若干ホッとした。イルミナティはリードとかブラックボルトとか結構みんな強いヒーロー多かったのに全員すごい勢いで倒されたのはギャグだ、誰だよ魔女のドリームウォーク如き怖くないなんて言った奴は。
ジーングレイとかはすごい能力なのは解るんだけど能力の使い方が抽象的なところがあるのですが、今回のワンダは一人ひとりタイマンでやっつけていくのが戦闘能力の高さを見せつけて行く感じでカッコ良かったですね。終盤に閉じ込められそうになって出てくるシーンは捕獲しそこねたポケモンを思い出したけど「ああ つかまえたと おもったのに！」
気になったのは並行世界にあった記憶映像化マシン、そこらの通行人に嫌な思い出やらプライバシーやら開陳されちゃってすごく困りませんか？何の為にあんなの売ってるんだあの世界は。
