このレビューはネタバレを含みます
IMAX 3Dで鑑賞! 登場人物があまりにも近く見えてドキドキした〜! いろんな要素てんこ盛りだったけれど、もう食べられないよ!げふげふ!と言った感じではなく、もはやノーウェイホーム後のMCUってあの息つく暇のなさが“らしさ”になってくのかも?
ストレンジの成長譚としてはとてもすばらしい出来でした。「タイムストーンを持った魔術師」ってもうかなりチート設定なキャラクターだったけれど、ここにきて人間としての深みがしっかり出てきてよかった〜。シニスター・ストレンジを含め、ほかのユニバースのストレンジは我を通すあまり世界を終わらせたり、恋人とうまくいかないことで世を呪っちゃったり、トキシックなマスキュリニティの持ち主だから、毒々しい気持ちが自分に跳ね返ってああなっちゃったんだろうなぁ、、、
でも、こちらのストレンジはちゃんと自分と向き合って、愛する人が自分を選ばなくても、自分の境遇に納得できるようになったと。これは本当にすばらしい。だってこれをするのってほんとむずかしいもんね、、、
という闇の部分が今回はワンダだったんだろうけど、もうワンダの境遇がつらすぎてつらすぎて、、、本当にあの扱いはないよ! 涙止まらなかったよ。『アガサ・ハークネス』のドラマでどうにかなるのかしら、、、
随所に仕込まれるホラー的びっくりどっきりと、MCUにしては冴えてるゴア描写にサム・ライみを感じました。楽しんで作ったんだろうなぁ。最後の音符で戦うところめちゃくちゃ笑いました。
ほんと、心残りはワンダだけ、、、
ウォンさんもアメリカ・チャベスもかっこよくてかわいくて最高でした。
いやーしかし、あのラストシーンでの「愛してる。どのユニバースにいても」というセリフヤバすぎませんでした? カンバーバッチファン大歓喜。ときめきすぎて呼吸止まるかと思ったよ、、、