このレビューはネタバレを含みます
何をもって正義なのか。
民衆が犯人だと望むから犯人になるのか、終始検察側のめんどくさいから殺しちゃおうっていう考えにしか見えなかった。アメリカの南部のお話ではどこの映画でも黒人の理不尽な扱いが描かれていてしんどくなる。証拠は出てるのに起訴は取り消しにはならない、誰しもが冤罪と分かっているのにそこには差別と偏見の根強い黒人の歴史が挟まっている。是非みんなに見てほしい作品です。
証人も検事もつまらないプライドや周りの圧を取っ払って最終的には勇気を出し一歩を踏み出せたからこその最後でしたね。大泣きしました