すごい映画だった。鳥肌。途中まで、すごい理不尽すぎて、胸糞だったけど、映画になるからには、結末は良いはず、と信じて見続けた。
アラバマで、80年代におこった少女殺人事件。黒人男性が逮捕され、死刑判決をうけた。しかし、男性は無実を主張。ハーバード大をでたばかりの新人弁護士が、偏見に満ちたアラバマで、再審をもとめて闘う。
三、四十年前の話だけれど、今では考えられないくらい酷い。弁護士自身も、黒人であると言うだけで、さまざまな差別的な扱いを受ける。
今なら、全部訴えて勝てるだろう。
と、思うのは、私がニューヨーク在住だから？ 南部は今でもこんなかんじ？
いや、違う映画だけど、アカデミー賞とった短編映画、異なる世界の2人、でもあるように、人種偏見に基づく悲劇は今でもたくさんある。
この弁護士は実際に、
30年間で150人、冤罪で死刑になった人を救いだした、とエンドロールにあった。え？ってことは、そんなにたくさん冤罪が生まれてるってことやんか。
ありえない。
