黒い司法 0%からの奇跡のHhのレビュー・感想・評価

正義･真実が肌の色一つだけで、ねじ曲げられる社会では希望も人生も奪われる。それを差別をされている側も「アラバマ州だから、黒人だから」と受け入れてあたりは、この差別という問題がいかに根強いかがわかる。そんな中、若き弁護士が並外れた信念や行動力で差別に立ち向かう。自分も差別を受けたり、挫けたりするもその姿は、周りの心も変えるほど清く強い。これを観た有色人種の人達は｢これは自分の物語｣だと感じる程よく出来ていると思う。