門倉カド

21ブリッジの門倉カドのレビュー・感想・評価

21ブリッジ(2019年製作の映画)
4.0
熱血刑事の勇姿に震える。王道の重厚なサスペンス!!

【賛否両論チェック】
賛:正義に燃える刑事が、陰謀渦巻く中で巨悪に立ち向かっていく姿が、痛快かつハラハラさせられる。チャドウィック・ボーズマンの勇姿も必見。
否:展開はやや上手く行きすぎな感があるほか、殺害シーン等グロシーンも多め。

 これぞまさに王道のサスペンス映画といった印象です。重武装した犯人によるコカイン強盗に端を発し、やがてそれが組織をも巻き込んだ巨大な陰謀へと繋がっていく様は、観ていて思わず手に汗握ってしまいます。
 そして、時として暴走しがちな正義感溢れる熱血刑事として、急逝されたチャドウィック・ボーズマンの勇姿が堪能出来るのも、本作の見どころの1つです。
 ご都合主義といいますか、やや話が出来すぎな感があったり、殺害シーンなんかもかなり多かったりはしますが、その辺もサスペンスならでは。重厚な作品がご覧になりたい方には、是非オススメです。
門倉カド

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