田吾作

犬鳴村の田吾作のレビュー・感想・評価

犬鳴村(2020年製作の映画)
2.5
ホラー初心者にオススメ!!
特に友達同士などが良いでしょう。

オススメの理由は以下の3点。
・時系列が分かり易いストーリー
・はっきりと『出る』ので盛り上がる
・『出る』が鮮明過ぎるのでそこまで怖くない

逆に上記3点を好ましくないと感じる人にはオススメしない。私とか。

その他の感想についてネタバレ含みながら書いていきます。

犬鳴村への行き方
①犬鳴トンネル近くの公衆電話で深夜2時に電話をする
②犬鳴トンネルの入口が開き、トンネルを通ると村へ着

最序盤はPOV形式でカップルが犬鳴トンネルで撮影開始する。
カメラの端などに霊が一瞬映る演出が素晴らしい。
犬鳴村の所在地は謎の筈なのに、どうやって調査したかは突っ込んではいけない。

続いて心理療法士?で霊感有の主人公がいる病院シーン。悪夢に悩む子供の患者に取り憑く霊が良い雰囲気を出している。
まぁ、この霊は子供の本当の母ということだが、何故悪夢を見せるのかは突っ込んではいけない。

主人公が兄(序盤のカップルの男)に呼ばれ実家に帰ると、カップルの女があぼんする。このあぼんシーンは予想つくが良い。兄はヤンチャな雰囲気出しているが実家暮らしならことに突っ込んでは(略)

兄は友達のマイルドヤンキーと共に再度犬鳴トンネルへ。
しかし実家暮らしの兄は日中に突撃したので辿り着けず。なおかつ友達においていかれて行方不明(こっそり付いて来た弟も)
結局深夜に電話しなくても犬鳴村に着けることは突っ込んでは(略)

行方不明ということで警察が捜索開始。
伽耶子ならこの警察も皆殺しだが、犬鳴村民は優しいので殺さない。
友達のマイルドヤンキーが皆殺しされたことは突っ込んでは(略)

主人公が犬鳴村の過去を調査。やっぱり村が原因ということで村へ向かう。
ここの鉄塔から女が何度も落ちる演出は最高だった。呪怨のエレベーター的な。
犬鳴村の被害者オールスター登場だが主人公の邪魔をする理由は考えてはいけない。

トンネル通って村に突入。
兄と弟は無事で牢に捕らえられていた!!
誰が何故わざわざ捕らえたかは突っ込むな!!
地獄の番犬ケルベロスの脇を通り、村を脱出!!ケルベロスが襲ってくるかと思ったが来ない!!ケルベロスの意味は考えるな!!
追ってきたボス格の女の霊がタチと出来の悪いSNOWみたいな化け物に!!
だが足も遅いし力もそんなに強くない!!
当然余裕で逃げ切れる!!
そして後日談!!
稲川淳二風な死体登場!!
死体の帽子には突っ込むな!!!

という感じ。
雰囲気は途中まで良かったんだけどね…
田吾作

田吾作