シソウメ

犬鳴村のシソウメのネタバレレビュー・内容・結末

犬鳴村(2020年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

ダメだ…。

前半の30分は楽しかった。
ロケーションの不気味さだけは優勝。
あ、あとおしっこ良かった。

特に触れられなかったけど、冒頭の動画撮影シーンに一瞬映ってたよね。
まあ髪の長い白い服着たなんかが座ってるみたいな感じだったから、多分仕込みだと思うけど。

ミステリーパートに入ってからは本当に首を傾げる展開だったんだけど、残念ながら位置が戻ることはなかったです。

わからないことだらけで、現実的なものを持ち込まないようにして見たとしても限界あるよ。
ホラーだからこそ、本筋以外の部分はちゃんと固めて欲しかった。
高島礼子を警察が危険視してないのは謎すぎる。
「コータッ」っつって遺留品の鞄を掴みに行くシーンはもう吹き出してしまったよね。
近くの席の人ごめんなさい。

あまりにも自然にファンタジーが行われるから、もうこっちもよくわかんなくなってくる。
主人公が頑張ったから赤ちゃんを連れて帰ってこれて、それがおばあちゃんで、私たち入れ替わってて君の名は?

結局どういうことなんだってばよ。
訳わからん部分が多すぎて何を見せたくて、どうしたかったのか謎だし。
マヤは一体なんだったの?
犬の子なの?それともハンチングの子なの?
言いふらしたの?事実なの?
まあそれがわからないから不気味、ってことなのかな。
なら僕には合いませんわ。

雰囲気は良かっただけに残念。
シソウメ

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