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犬鳴村のkonoesakutaのレビュー・感想・評価

犬鳴村(2020年製作の映画)
2.4
デートでカップルで観るのにはちょうどいい。大した映画ではないが気楽に楽しめるホラーである。

こういう映画では低予算のせいかキャスト全員が知らない人ということがある。これだと大方学芸会になってしまう。でも本作はしっかりとした俳優さんが脇をかためていて、お陰で中心人物役の若い子が生きている。もうこれだけで映画が沈没しない。だからこそ清水監督が自分の気持ちいいくらいのホラー要素を叩き込むことができていたように感じる。

ゾンビメイクの大群のクオリティの低さは笑った。

それにしても札幌ユナイテッドシネマ。小さな子ども連れ家族が鑑賞していてビビった。やるな子ども。かなりレベルの高い情操教育。なかなか図太い大人に成長するに違いない。