Kazuma

犬鳴村のKazumaのレビュー・感想・評価

犬鳴村(2020年製作の映画)
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群れる霊と時空の歪み、『こどもつかい』に続いての童歌の気味悪さには清水崇らしさがあるけど、
ダムに沈んだ村という格好の舞台設定を持ちながら、村の異質さやそこに通底する〝呪怨〟に一貫性がないだけでなく、地場的な恐怖が弱く、結局都市伝説から抜けられていないのが残念(村の描写に関しては『のぞきめ』の方が勝る)。

てか心理士の主人公が心霊スポットの動画を撮影していなくなった兄弟を探しに行く、というプロットは昨年の『貞子』とだだかぶりやん。
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