AIを題材に描いた近未来SFサスペンス。2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療「AIのぞみ」は、全国民の個人情報と健康を管理していた。
AIに過剰に適応した社会の中、突如AIが暴走し、「のぞみ」のプログラマーが容疑者として浮上、逃亡しながら真犯人を探しAIの復旧に尽力する。
大沢たかおが主人公を演じるほか、賀来賢人、松嶋菜々子、岩田剛典、広瀬アリス、三浦友和、芦名星、高嶋政宏らが共演する。
電子頭脳の暴走というのは題材としてあまりにも使い古されている。
そして、容疑者として逃亡するストーリーもこれまた使い古されている。
警察が個人情報無視とか有り得ない。
警察AIシステムにはビニールが被されていて、今日初めて使うって、有り得ない。せめて、国民には極秘で稼動していた位にしないとね。
たかが、丸腰のプログラマーに警察が銃を撃ちまくるなんて有り得ない。
真冬の海に人が落ちて、漁船の網に引っ掛かるなんて有り得ないし、初見の漁師が "あの車を使って良いよ” なんて言う訳がない。
とにかく、言ったらキリが無い程、突っ込みどころ満載の作品で、ドン引きで退屈でした。
それと、犯人は推測していたとうりで、もう少し捻ってもらいたかった。
これが邦画の限界です。
AIの「僕らを待つ場所」イイ曲ですね!