このレビューはネタバレを含みます
監督とPのティーチイン付き試写会にて鑑賞。
10年後の近未来を描くというより、人間の力に思いを馳せることとなる作品という印象。
個人的に泣きも笑いもしない130分でした。
🙆♀️よかったところ
・原作なしからここまで大きな作品と豪華キャストを揃えた強さ。これはすごい。笑
・昭和気質を作中1人で担う三浦友和さん。刑事役の三浦さんはもはや定番ですが、広瀬アリスさんはやはり素直でカンの良い若手を演じさせたら強い。
・ティーチインで知ったが、大規模ロケ敢行の画の力強さはあったと思う。タンカーや道路など。
・大沢たかおさんと娘役を中心に、衣装へのこだわりを感じた。実年齢よりも若々しい大沢さんと色違いでコーディネートされていたり、親子を感じさせるオシャレさがあった。
🙅♀️気になったところ
・MEGUMIさんと余貴美子さんの使い方、もったいないのでは?笑
対照的に最近殊に使われる毎熊克也さんはよかった
・物語の核となる「AIのぞみ」のチープさ。「サーバ然としない女性的なフォルム」を意識したとのことだけど、正直近未来社会をGANTZの黒い球体レベルのものが支配しているのはリアリティに欠ける。
・AIの暴走より銃乱射の方が怖い。笑
警察が大沢たかお・賀来賢人にいとも簡単に銃を向け、しまいには殺してしまう「ヤバさ」の方が気になってしまった、