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ホワイト・スペースのCOAGILのレビュー・感想・評価

ホワイト・スペース(2018年製作の映画)
1.8
ズバリ 今作は、設定とシナリオが悪過ぎる。

一番いけないのが、龍のような怪獣が宇宙空間をゆうゆうと泳ぐように動いている点だ。
これだけで、宇宙が真空って印象が薄くなる上に、宇宙船の中では葉巻を吸ったりと、重力ありありの違和感を強めてしまうのだ。

まぁ、子供向け先品で龍が空を飛ぶならまだ分かるが、決して子供向けの作品ではないみたいだし‥


ただ、SF映画ファンなら見所はそれなりにあるのだが、宇宙船とかの計器類やパネルとかは最近のSF作品ぽいのに、基本的なセットは80年代っぽい感じがするが、こういったメカやパワードスーツは見所の一つだ。

しかし、展開がダラダラしていて所々中弛みがあつまたり、ローテクな血生臭いシーンはいただけないし、実に94分が長く感じます。


もし、設定やコンセプトを「スターシップ トゥルーパーズ」みたにしたら、中々よい作品に化けていた可能性もあるだけに 本当に勿体無い‥

流石に登場するメカ類を眺める為だけに、DVDを買おうという気になれないほどだ。
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