秋桜

クーリエ:最高機密の運び屋の秋桜のレビュー・感想・評価

3.9
先日観た「13デイズ」と同じ
キューバ危機が題材だったので
興味深く鑑賞。
まだ記憶の新しい内にと。

13デイズは大統領と側近たちの
アメリカ目線で描かれていたが、
今作はその前からの話。

CIAとMI6の依頼を受けたセールスマンのグレヴィル・ウィンがソ連GRUの高官との機密情報の運び屋として活躍する。

捜査員でもないウィンがソ連に行くたび、ハラハラする。誰もが怪しく思えてくるし、どこに盗聴器が仕掛けられているか分からない😱安全な場所なんてない。

あの状況下でソ連に行くのは本当に無謀としか言えないが、互いに芽生えた友情や自分にしか果たせない使命感があったのだろう。
改めてベネディクト・カンバーバッチは素晴らしい役者だなと思った。
収容所に投獄されて身も心もボロボロになった時に妻が面会に来たシーン、あの衝撃は凄かった。
あの姿で全て理解出来るから。
秋桜

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