たまちゃん

クーリエ:最高機密の運び屋のたまちゃんのレビュー・感想・評価

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公開当時観に行けなかった作品。
Netflixで観られた。本当にありがたいです。

恥ずかしながらキューバ危機は、言葉として知っているくらい。深く詳しいことは知りませんでした。

今まさに同じようなことが起きようとしている。
タモリさんが徹子の部屋で「新しい戦前の始まり」と言ったそうです。
村上龍の「半島を出よ」という小説で九州が北朝鮮の工作員達に占拠されてしまう、というお話があります。
荒唐無稽な設定に思われるかもしれませんが、日本国民、日本政府、アメリカ政府の対応など、とてもリアルです。まだの方は一度是非読んでみてください。
九州も北海道も日本海側も、緊張の時が近づいているのかなと思ったりしています。

話がそれましたが、一般セールスマンがクーリエとなり、キューバ危機を救ったという実話。
よく引き受けたなぁ、勇気のある人なんだなぁ、
MI6の人選も素晴らしかったということですね。

カンバーバッチのちょっとふくよかなセールスマン時代からソ連の収容所での痩せ方まで、素晴らしい役作り。
ソ連高官のベンコフスキーとの友情の描き方もすごく良かったです。
ベンコフスキーも無事に亡命出来てお互いの家族全員での再会に期待してしまったけど、実話だから仕方がないですね。
ウインが生きて戻って、後世に話を残してくれて本当に良かった。
勇気ある二人に感動と感謝。
たまちゃん

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