映画史上最高級のクリスマス映画の傑作。
Netflix、やってくれました。
完全完璧。
完敗です。
メリークリスマスです、マジで。
後半からもうほぼ全部、胸が温かくて温かくてしょうがなくて涙が止まんなかったっす。
ダメ、無理。
言葉通じなくてもなんとなくで楽しく会話できちゃうちょっとダメなぼんぼんと異民族の子供コンビとか、無理。
泣くしかないやろあんなん。
卑怯や。
なによりもクロースとぼんぼんのいい感じの凸凹コンビ感がたまんない。
いいコンビすぎてニヤニヤが止まらない。
ぼんぼんはぼんぼんなりに序盤かなりずる賢い性格を披露する中で、だんだんとぼんぼんなりにちゃんと人と向き合っていくその真面目さとか、そこを見込んだクロースのおじいちゃん感というか、なんかそこがすごく上手く噛み合ってたなーって。
かなりテンポよく観客を飽きさせない展開の良さとかもまた◎。
無駄がなく、それでいてちゃんとやりたいことが明確になっているからどんどん引き込まれる魅力がありました。
先祖代々喧嘩してきたからウチらも喧嘩するんだよ!っていう理由もまたニクい。
人種とか民族とか言葉とか差別とか、実は僕たち仲良くなれるんだよっていうことを子供から伝染していくというのもまた多幸感溢れる展開で素晴らしい。
子供の笑顔ほど勝てないものはないよなぁ…
昔僕もまだサンタクロースを信じていた頃、毎年毎年ちゃんとサンタ宛に手紙を何度も何度も書き直してくしゃくしゃになりながらもちゃんと下書きから書いて自分の机の上に置いた思い出があります。
誰だってそんな思い出、一度はあると思います。
だからこそ見て欲しい、本作のラスト。
子供たちがプレゼントに駆け寄っていく時のあの笑顔。
なんの穢れも偽りも悲しみも憎しみもない、あの笑顔。
多分、君も僕もあの笑顔を───。
胸を締め付けられるようなものって、普通の感動とは何か違いますよね。
切ないというか、寂しいというか。
でも不思議と多幸感には溢れているもんだから涙は温かいんですよね。
いやー、映画ってやっぱり好きだわ。
本当に欲のない行動は、人の心に届く。
その行動が導いた幸せとは。
今年クリスマス最大の感動と多幸感。
クリスマスが終わらないうちに。
是非是非。