Ark

ブラック・ミラー: バンダースナッチのArkのレビュー・感想・評価

4.9
2023-258
1980年代、開発途中のゲームのデモをゲーム会社に持っていき、そのゲームの開発チャンスを得た19歳のプログラマー、ステファン。しかし、自分が誰かに操られている感覚に囚われ、次第に精神を追い込まれていく……。
視聴者が選択することで主人公の未来が変わるインタラクティブ作品。


おもしろい小ネタメモ。
・「埋める」を3回選択すると主人公の行動がわずかに変わる
・家族写真を2回選ぶと隠しルートを経由できる(家族写真ルート経由後に先生と戦うルートを経由して再びループし、再度家族写真を選択すると出現。※特定の順序を踏まないと出現しない可能性あり)
・条件を満たすと第7のエンディングが出現すると思われる



めちゃくちゃおもしろい!どちゃくそ良い!ゲームでよくある、プレイヤーの選択で未来が変わってバッドエンドやトゥルーエンドなど様々なパターンに分岐するアレをちゃんとした役者さんたちの演技と共に見る感じで、ゲームとして考えるとめちゃくちゃ豪華!
前にやった“12ミニッツ”っていうジェームズ・マカヴォイとかウィレム・デフォーが声をやってるゲームと似たような感じで複雑に作り込まれている。

ダンケルクでほぼ喋らなかったフィン・ホワイトヘッドがめちゃくちゃ喋ってくれる。

どうやら私が想像していたハッピーエンドはないようで、どうやってもハッピーにはならない。色んなパターンを試行錯誤しても私が思うハッピーエンドに辿り着けないのでネットで攻略を見てみたところ既に一通り攻略していたようで、調べてもそれ以上ステファンを幸せにしてあげられるエンドはなさそうだった。ずっとステファンが辛そうなのでなんとかしてあげたいと思ったのだけど、無理な仕様みたい(笑)でもすごく作り込まれていて、何度も試行錯誤するうちにこれまでは無かった未来やセリフが出現したりするのがおもしろかった。

いきなりネタ枠が始まったのはホント面白かった(笑)

こういうのをやるとゲームの醍醐味を感じるよね〜。ステファンやコリンがよく言ってた「やり直す」って言葉。過去に戻って何度もやり直すなんて現実では出来ないから、別の選択肢も試して色んなルートを見るのがとてもおもしろい。こういうゲームみたいなのは久しぶりだったのですごく楽しかった。

基本エンドは6つかな。加えて特殊な第7のエンディングがあるみたいなんだけど辿り着く方法がわからない……。
基本エンドを全部クリアしたあと順番通りに進めると第7のエンディングに行けるみたいだけど何故か行けない。なぜー?
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