Ark

ラストナイト・イン・ソーホーのArkのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

2024-103
ファッションデザイナーを夢見るエロイーズは、ロンドンの専門学校で服飾を学ぶことに。しかし寮生活を送る中、ルームメイトを含む同級生たちと馴染めず、寂れた部屋へ引っ越すことに。眠る度にサンディという美女の記憶を辿り、起きても夢が干渉してくるようになり、次第に混乱していき……。



ポスターを見て、サイバーパンク系アクション的な映画かと思ってたら全然違った(笑)ホラーサスペンスだった。

申し訳ないけど主演のトーマシン・マッケンジーの演技が下手なのかハマってないかで、他の役者との差が激しい。特にエロイーズとサンディは重なる関係なので、存在感も演技力もアニャ・テイラー・ジョイより弱いのが目立ってて残念。でも素朴な女の子感は可愛くて好きだったな。

エロイーズは精神的に何かしらの問題があり日常的に幻覚を見ていて、母親やサンディ、サンディに殺された男たちの幻覚を見ていた。でもあの夢は嘘じゃなくて実際にあったこと。

アニャ・テイラー・ジョイの強気な美女感が魅力的で魅惑的で美しすぎた。あの堂々とした佇まいから目が離せない。それほど美しかった彼女が娼婦として消費されて壊れていく姿が辛い。そしてあの低めの声も素敵だなと。初めて彼女を魅力的だと思った。

元警官のリジーがジャックなのかなと最初思ったけど、エリーがそう言い始めたから「じゃあ違うな」ってなって、どうオチるのかと思ったらまさかのアパートのお婆さんがサンディだった。しかも殺人鬼だったという(笑)元警官のリジーが老人だったのがヒントだったな〜。

あの青年が、情緒不安定でしょっちゅう幻覚を見てる女をなぜそこまで好きになるのか分からなかった。

めちゃ端役でサム・クラフリンが出てる。まさかこれだけ?と思ったらそのまさかだった(笑)
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