いろんなジャンルの要素が入ってて見応えがある作品でした。
猟奇的で野生的な動きは、「絶対に勝てないだろ」と思わせる絶望感がある。
オチもしっかりしてて、伏線が散りばめられててサスペンスの面白さもある。
そして、自分の存在とは何か、と考えさせられる。金持ち友人は主人公たち家族にとって上の存在とも言える。
影と光の存在はメタファーとして使われてると思うが、現実世界でも上と下で分けて、動きをコピーしてるだけのことはあると思う。上が下を作り出して、その存在すら忘れて適当に扱う。
もう1回見たいと思うくらい奥行きがある映画でした。