ツ

アスのツのレビュー・感想・評価

アス(2019年製作の映画)
5.0


【魂の底からゾクッとさせられた!!!!】


まず皆様、このポスター!!!
死ぬほどセンス抜群で格好良過ぎません??
これを最初に見ただけでこの映画観に行こうと決心するほど惹かれた。


今中東に住んでいて、これが映画館でやっているのをネットで見て、予告編も観たら、これは期待出来る!!と思っていたが、中東はとにかく暴言・暴力・キスシーンまでと、規制が多いので、気になる作品は規制無しで観たい!と思って鑑賞を見送り。

結局中東に帰る飛行機の中で観て、中東の航空会社のエンターテイメントシステムだからそりゃあ規制はあったものの、思ったほど多くはなかった(米国版は観てないからわかりませんが)気がする。

そして、これは「ゲット・アウト」の監督ジョーダン・ピールさんの新作じゃないか!!

あれは久しぶりに最高に良い意味でやられた!!!と思えた
作品だったから期待しかない!




観終えた感想はたった一つ



ヤバい!!!





オープニングから謎の外国語の歌でまずゾクッと!!!


音楽の使い方、脚本、キャスティング、カメラワーク、全て100点満点!



設定がとにかくありそうでなかった、斬新さがある!!!

エンディング後は、理解不足な部分もあったので解説サイトを見たら、おおーーー!!!ってなって、やはりヤバいなと思った!



最高に不気味で、メインキャスティングの俳優さんたち一人が全く異なる雰囲気の二役を演じていて、「わたしたち」の役の時の空気感と不気味さがハンパない!!!
本当に同じ人間??ってなぐらいみんな変わる!!!


そして何よりもヤバすぎるのはルピタ・ニョンゴの演技力!!!



「それでも夜は空ける」の時から、なかなかすごい人現れたなぁと思っていたが、この「アス」の彼女の演技、特にレッドを演じている時は本気で、脊髄を鷲掴みされたかのようなヤバさがある!!!

動き一つ、台詞一つ、仕草一つ、表情一つ、全てが今まで見たことのない迫力がある!

個人的にハリウッドで現在類を見ない天才的な唯一無二な女優の立場を完全に得たなと確信した。


「ゲット・アウト」ではまだ笑えるシーンが所々あったが、この「アス」はガチンコ勝負のサイコスリラー!


エンディングの意味を分かった時は本気で寒気がした!



日本で公開された時の皆様の感想を聞けるのが楽しみ!
ツ