LUKEN

アスのLUKENのレビュー・感想・評価

アス(2019年製作の映画)
3.8
前作『ゲットアウト』に引き続き、ただのスリラー映画では終わらないジョーダン・ピール監督作品

今回も社会的背景盛り盛りで随分考察しがいがあり、観た後誰かと語りたくなる作品でした!

怖いというよりかは不気味で、最初の
ド!ミ!ラ!フィ!トゥルリィ!フォ!サ!ティ!
みたいな曲かかった瞬間とんでもないモノがこれから観れそうだと
ワクワクが止まらなかったです!笑


音楽・映像での演出やメッセージ性は素晴らしくスリラー作品としてはだいぶ好きな方に入るんですが、正直結構ムムムなところも多かった、、

↓※少し内容に触れます



・主人公家族だけ殺されなさ過ぎ問題
・主人公家族の取る行動が理解できない部分多すぎ問題
・パパさんお調子者過ぎ問題
・最後説明し過ぎ問題


パパさんはあまりに楽観的過ぎて作品に締まりがなくなってしまった印象でした。
その辺もアメリカの楽観主義を風刺してるのかもですが。

ラストのオチは良かったのですが、あまり語らずもう少し観客の解釈に委ねた方が良かったんじゃないかなと感じました

この辺りが気にならない内容だったら生涯ベスト級だったかもとちょっと惜しい気持ちに。

でも観て欲しい!
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