この世には邪悪なもう一人の自分が存在する…
社会的メッセージが強く込められたドッペルゲンガースリラー☆
すんごい映画プロジェクトだった…
\\ 革命的!!! //
本作に込められた監督が伝えたいメッセージの深いこと深いコト…
徹底的に練られた脚本、細かな設定。
あれもこれも全ては"それ"に繋がって、必ずある事を示唆しているという計算し尽くされた内容。テーマ性を真っ向から描き、深さを持たせ、その完璧なラインを映像に落とし込むという芸術性の高さにアンビリーバボー!!!
これは解説を理解した上で鑑賞しないと、本当の意味で映画を楽しめないと思う。表面上の恐怖に怯えさせられ、うわべだけの感想で終わってしまう事が恥ずかしくなるくらいだ。
まず最初に感じたのが、家族の会話のやり取りが面白いこと。セリフ自体が面白い。"内容のある会話"っていうのかな、ただ間を持たせるためだけに喋ってるんじゃなくて言葉そのものが生きてる感じ。
その会話の数々を聞いていて主人公たち家族に好感が持てて感情移入しやすかった。
もう一人の自分に襲われるシーンめちゃくちゃ怖かったな~。特にあの特徴的な歩き方!背筋ゾゾゾってなって鳥肌たった。私が鳥肌立つなんてさ…どれだけ恐怖演出が優れているのかが分かる。キャストの闇演技が想像以上にハイレベル。
目の前にもう一人の自分
無慈悲な怪物
逃れられぬ殺意
怖すぎっしょこれ…ゾクッ
原始的な感情を刺激するような…ゾクゾクッ
本作はホラージャンルの枠だけで捉えるのではなく、本質的なところ、映画づくりそのものの面白さを体感させてくれる作品だなと思った。
あり得ない程に力作すぎる!!
独創的な表現力、恐れ入った。
こりゃスルメ映画だね。
前作『ゲット・アウト』より好きかも♡
とんでもなく感性豊かで人並外れた才能をもつジョーダン・ピール監督、マジに天才だと思う。今後もホラーを撮り続けてくれるらしいから楽しみでしょうがない♪
*☆Keyword*☆
『We are the "Us"』