前作ゲット・アウトでは、黒
人・白人の人種問題を取り上
げたジョーダン・ピール監督
の新作映画。
本作では焦点をずらして、
現代の格差社会の問題を描く。
目の前に現れるのは、リッチ
な自分たちとは対照的な、自
分にそっくりの貧民層側の家族
＝Uｓ（アス：私たち）。
設定としては、面白くなりそう
なのに、いざ観て見ると、どう
も盛り上がらない「出オチ映画」。
ジョーダン・ピールはインテリ
らしく、色々と凝った内容を盛
り込む設定がお好きな模様。
文化の違い、社会風刺などを絡
めて、直接的というよりは間接
的に描く手法。
例えば、歌、章立て、赤い服、
うさぎetc。
調べないとわからない引用が
多く、映画を観ていても、よ
くわからないのでが、「もや
もや」させるのもジョーダン
・ピール狙い。
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