別に特別悪いと思うところもないものの、良かったと思えるところが何一つと言っていいほどなかった。
やり尽くされたファンタジー系の日本アニメの表面部分をなぞっているだけという印象で、物語の最初から最後まで引き込まれることはなかった。
主人公のキャラクターにも作画にも魅力を感じず、他のキャラに塗り潰されていた。
松岡茉優が卓越した声優技術を持っていることは知っているが、キャラクターに全く合わないので、完全にキャスティングミスである。
つまらなくはないが面白くもないというある意味最もつまらない映画になってしまったと思う。