このレビューはネタバレを含みます
本物になろうという意思があるだけ、偽物のほうが本物よりも本物だって貝木泥舟も言うてた。
コピーポケモンたちはコピー元よりも強いということで自分たちが本物であるということを証明したがったのだろうけど、その意志こそが彼らを本物たらしめるに十分なものになっているんだよね。共に生きとし生けるものでそこに本物や偽物っていう差はなくてみんなただただ唯一無二なんやな。知らんけど。
最後、ミュウツーたちは時間を戻したか記憶を消したかですべてをなかったことにしたけど、コピーポケモンたちは残して一度生まれた命に対して責任というか、命をなかったことにしなかったことがこの映画の伝えたかったことの一つに感じた。違うか。
エンテイの映画も久しぶりに見たいな。