日本の家庭と学校にある幾つもの問題をシュールな表現で描いた傑作です。
ユニークなショットの数々は森田監督(初鑑賞)の演出と、役者の演技の妙でしょう。
画面が常に整理されていて、必要最低限の情報量を美しく面白くコントロールしてある。そして表現力。
ビスタサイズや、横長で雄大なシネマスコープよりも、狭くて箱的なスタンダードサイズが似合っていました。
1980年代を覗き見。様々な時代の森田監督作品を観たい。
本日はラストのヘリコプターの謎について考える一日になりそうです。
久しぶりにフルで映画を観ました。僕が最もインスピレーションを刺激されるのは映画にほかなりません。