とりあえずこれから観るって人はFilmarksのあらすじは絶対読まないことをオススメします。
話の半分以上ネタバレされてます笑
ブラックなコメディ×サスペンス。
どんでん返し、ってわけでもないですが話が二転三転し誰が敵で誰が味方か、誰を信じていいのかも分からなくなる様な展開が面白いです。
…けど正直かなり期待していた割には微妙でした。
主人公がピアニストだしインド映画だし仕方ないんですけど歌が多い。笑
それを差し引いてもテンポがイマイチ。
中盤までは中々面白かったんですが途中から段々飽きてしまって2時間20分は集中力がもちませんでした。
以下ネタバレ含みます
最近この手の「メインの設定が中盤でひっくり返され、さてこの後どうなる？！」みたいな作品を結構見かけますが、「さてどうなる？！」のあとの話の吸引力というかエネルギーが最後までもたないものが多いように感じます。
今作で言えばもはや最初の事件がどうでも良くなってるし彼女もフェードアウトしたかと思ったら思い出した様にラストで出てくるし(この再会のシーンが『ラ・ラ・ランド』っぽい)、話をこねくり回しすぎてなんか観ててどうでも良くなってしまいました。
あと主人公のキャラがぼんやりし過ぎというか、嫌な人ではないけど良い人でもないという、映画の登場人物としては一番観ててつまらないタイプだったのも残念。
もっと盲目を装うことで甘い蜜吸いまくってる悪人風にした方が良かった気がします。
ピアニストという設定も最初の事件以降大して機能していないのもどうなのかなぁという感じ。
