フリーザさんの映画レビュー・感想・評価

フリーザ

フリーザ

讃歌(1972年製作の映画)

3.7

U-NEXTにあるパッケージだけ見てホラーだと思ったら全然違った…笑

もっと変態的でドロドロした話かと思いきや、(もちろんそういう要素もあるけど)意外に見やすくいい話でびっくりした。

お師匠さんと
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カリスマ(1999年製作の映画)

3.6

『CURE』は日本のサスペンスでも相当好きな作品ながら他の作品はどうにもハマらない黒沢清監督作品。

結論から言うと、『CURE』っぽくて割と好き。
と言っても邦画っぽくなく北欧の映画みたいな印象。ロ
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砂の器(1974年製作の映画)

4.3

邦画のミステリーの名作だが実は結構な変化球。
謎解きよりも人間ドラマに重きを置いた作品。


143分とそこそこな長尺。
後半40分が見せ場であり良くも悪くもそこにこの映画の良さが集約されておりそれ以
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すべてが狂ってる(1960年製作の映画)

3.3

鈴木清順の初期作。

日本の映画っぽくない。
音楽や映像はところどころハっとさせられる。
単純に次郎が好きになれない。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

3.9

長尺のミステリー。

三國連太郎と左幸子の存在感。
3時間という長尺であり作中の経過時間も10年と長く、観終わったあとに良い意味での疲労感がある。

ネガポジ反転みたいなのを連発してくる。

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.8

今村昌平の代表作のひとつ。
左幸子の存在感が凄い。

タイトルの通り昆虫の様に這ってでも生きる女の生命力。

悲愁物語(1977年製作の映画)

3.7

スポ根→サイコサスペンスな怪作。


日活を干されるキッカケになった『殺しの烙印』と清順の代表作とも言える浪漫三部作の間にある為扱いが良くなく地味な作品だがこれはこれで相当イカれてて面白い。


『ツ
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幕末太陽傳(1957年製作の映画)

4.0

幕末グランドホテルコメディ。

名作と名高い作品だけど、良い意味で軽く肩の力を抜いて観れる。

どのエピソードも面白い。

ラストシーンは川島雄三のイメージ通りのやつを観てみたかった。

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

3.9

てっきり須崎パラダイス内の話かと思ったらその境界にある居酒屋と蕎麦屋が舞台。

男女のあれこれ。
出てくる人物が皆そこそこどうしようもないけど悪人でもない。その塩梅が心地よい。

色々あったけど最後は
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.3

いやめちゃくちゃ面白い何これ。

『パラサイト 半地下の家族』っぽいって聞いてたけど予想以上に元ネタ感あった。
犯罪によって成り立っている家族、という意味では『万引き家族』でもあり。

漫画のコマ割り
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野獣の青春(1963年製作の映画)

4.0

ヘンテコなクライム映画。

久しぶりに鈴木清順観たけどおもしろ。
清順らしい独特の色使いや構図が最高。
とは言っても『殺しの烙印』『東京流れ者』なんかと比べると随分抑え目。

昨日黒澤明の『用心棒』を
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生きる(1952年製作の映画)

4.3

志村喬の演技が良い。ゴンドラの唄(ていう曲名なのを調べて初めて知った)を涙ぐみながら歌うシーンが特に印象的。
職場の人のあだ名を聞いて笑うシーンも良い。

前半と後半で結構テイストが違い前半の賑やかな
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用心棒(1961年製作の映画)

3.7

後の『椿三十郎』に続く時代劇。

西部劇チックなシーンが多い。
仰々し過ぎる劇伴の使い方や盛り上げ方がイマイチに感じる点(あの女の初登場のシーンとか「…誰?」ってなった)、また「いやそもそもこれでいい
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.9

黒澤明による時代劇。

黒澤明作品にしては100分以内と短くコンパクト。
登場人物が割と多いが味方の9人はそこまでキャラ立ちしてない。

椿三十郎の打つ知的な戦略が面白い。
また結構コミカルで、のんび
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姿三四郎(1943年製作の映画)

3.5

黒澤明のデビュー作。

U-NEXTで観たが完全版じゃないらしく所々文章で解説が入っていた。

ダイナミックさがあり話のテンポも良く、面白い演出やカメラワークも多かったが他の作品が面白すぎて霞む。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.7

有名過ぎて逆に手を出すタイミングを失っていた作品の一つ。
邦画一気見の流れに乗じて観よう観ようと思って手を出していなかった黒澤明作品についに着手。


散々語り尽くされてるしどうせ面白いんだろうとは思
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.1

黒澤明作品は『羅生門』に続いて2作目の鑑賞。

前半権藤邸での1シチュエーションながら全く飽きさせない所が素晴らしい。
身代金受け渡しのシーンの緊迫感も良い。
捜査本部でのシーンが特にお気に入りで、リ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

『シン・ウルトラマン』で世間が賑わう中今更ながら初鑑賞。
公開当時騒がれ過ぎて天邪鬼で観ていなかったけど面白かった。


『ゴジラ』シリーズは1作もちゃんと観ておらず、なんなら小さい時に従兄弟に連れら
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.1

『仁義なき戦い』シリーズからの流れで観たけどめちゃくちゃ面白い。
というか話のまとまり具合はこちらの方が上かも。

この密度で100分っていうのが凄い。

『仁義なき戦い』シリーズでお馴染みの役者が沢
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極道の妻たち(1986年製作の映画)

3.6

タイトルの通り極道の妻目線の任侠物。


任侠物と言っても他の作品とはかなり毛色が違う。そもそもターゲットにしている層が違うからかオープニングからしてやたらムーディだったりトレンディ(死語)な感じ。そ
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

4.0

『仁義なき戦い』シリーズ五作目

ついに完結。この後も続くみたいだけどこれでひと段落つく感じ。


世代交代の流れを強く感じる作品で、初期作から出ていたお馴染みのキャラクターが死んでいくのが悲しい。
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.2

『仁義なき戦い』シリーズ四作目

前作が暴力シーン控えで駆け引きやなんかがメインだったのに対して、今作はその溜めを解放するかの様に暴力シーンの乱れ打ち。
五分に一回は暴力シーンある。
逆にここまで撃ち
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.3

『仁義なき戦い』シリーズ三作目

暴力シーンは1~2に比べ減り、その分駆け引きのシーンが増えた印象。
また1~2に比べコミカルなシーンが増えある意味一番見易い作品かも。
山守組幹部がめちゃくちゃバラバ
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仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.0

『仁義なき戦い』シリーズ二作目

1作目程ではないにせよ中々面白い。
今回は広能メインではないので番外編的な作品。
と言っても今回出てくる村岡組が次作でも重要なポジションなので観といた方がいい。

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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.2

超ハイテンションな任侠映画


勝手に堅苦しい作品かと思ってたけど良い意味でかなりキャッチー。
登場人物が多く、テロップ付きとは言えメインキャラが一気に出てくるので最初混乱するがびっくりするほど話が頭
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.8

カリオストロからの流れで鑑賞。

テーマがテーマだけにやたら壮大。かつ芸術的でもあり。もはやSF。

劇伴やアクションシーンの面白さはカリオストロの方が上だが世界観はこっちの方が好みだった。
マモーの
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.8

有名アニメ映画を観てみようシリーズその3


「それはあなたの心です」みたいなセリフとミートボールスパゲティしか知らなかった作品。
宮崎駿だから当たり前だけどめちゃくちゃジブリ感ある。

冒頭のカーチ
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.5

有名アニメ映画を観てみようシリーズその2


ちょっとした仕掛けのある入れ替わりもの


めちゃくちゃ大林宣彦感。三葉パートの町の風景とかまんま尾道三部作っぽい。
男女入れ替わりって時点で『転校生』だ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.5

有名アニメ映画を観てみようシリーズその1


夏×バーチャルワールド
もっとノスタルジックさを全面に押し出した感じかと思ってたら結構バーチャルワールド内の話が多くて意外だった。
登場人物が多くわちゃわ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

映像センス爆発な、長い様で短い一夜を描いたヘンテコラブコメディ。

ストーリーなんて無いような物なのでこの映像とノリがハマるかどうかが全ての珍作。自分はハマったので心地よく観れた。

自分は賑やかな雰
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.9

やたら設定が複雑な続編。


無理やりっちゃ無理やりだけど全員分見せ場があり映画映えした作品。
マミさんの出番が多くて嬉しい。
マミさんは同級生に友達がいるのか心配でならない。


映像の美しさはアニ
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 後編 永遠の物語(2012年製作の映画)

4.0

前編と同じくアニメ版を上手いこと映画の尺に編集した感じ。

前編と同じような感想になっちゃうけど、それでもやっぱり作品自体はめちゃくちゃに面白い。

なんやかんやでコネクトが流れるところはやっぱりグっ
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編 始まりの物語(2012年製作の映画)

4.0

アニメ版と同じ内容で微妙にシーンがカットされてたりセリフが変わってたり作画が変わってたり。

アニメ全話観てたら観なくて良い作品。
逆にアニメを観ていなくても楽しめる作品。

アニメ版はオープニングや
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.9

エヴァ新劇場版四作目


アニメ→『シト新生』→『Air/まごころを、君に』→『序』→『破』→『Q』と連続で一気見しついに本作を鑑賞。
長年ファンをやっていた人はもっと感動するんだろうな~と思う部分が
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.4

エヴァ新劇場版三作目


人と会話する時に「旧(作)」と「Q」でややこしい。


単純に一本の映画としてシリーズ中1番面白くなかった。
14年後という世界は良いとしてあの安っぽい新キャラ達のビジュアル
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.0

エヴァ新劇場版二作目


全くエヴァ興味無い時に何故か友達に連れられ劇場で観て、当たり前だけど何が何やらさっぱりだった記憶…笑


序の時点で感じられた通り、登場人物が凹みやすいが踏ん張る力強さがあっ
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