シネフィル母ちゃん

小さな手/リトル・ハンズのシネフィル母ちゃんのレビュー・感想・評価

小さな手/リトル・ハンズ(2017年製作の映画)
3.5
シリアスな展開。
冷ややかな空気が流れ込み、ずっと緊迫している。
そんな中で、小さな男の子の愛らしさがこの作品を柔らかくさせ、唯一の癒しである。

.........って、思ったらー!!
おも、、おも、、おおおも、、思ったらァァァああーーー!!!
男の子マジ泣き!
いや、これはさすがに怖かったろうな、、
私がこの男の子の年齢の時に同じ経験したら、その夜はおねしょ決定案だわ。
もはや演技とか関係なく、ガチの恐怖泣き。
日本で子役にこんな扱いをしたらクレームの嵐だろう。
さすがおフランス。
芸術のためには容赦しないのね。

でもね、ストーリーはとても好きだった。
切ないけどね。
ラストシーンの後の数分を想像すると泣けてくる。