このレビューはネタバレを含みます
なんとも自分勝手で真っ直ぐすぎて熱くて泣いてしまった。
登場人物全員の情緒が基本不安定で、見ていて体力を使う反面、見終わった後の謎の爽快感が不思議だった。
印象的なシーン
・小田課長の、『ええやないの、勝手しとったら』『男一匹、千人でも万人でも的にしたれ』
・犯された靖子の行き場のない怒りを宮本にぶつけるシーン
・真淵の親子関係と対比して、父になる宮本の姿
・『喧嘩なんかしろと言ってない』と言う靖子に『この先ずっと一緒にいてやる』『俺の人生薔薇色だ』『力を合わせてなんてケチ臭いことはいわねぇ、俺がしあわせにしてやる』という噛み合ってないが真っ直ぐな愛の告白
・『生きてる奴はみんなつえぇんだ』と靖子の出産に立ち合うシーン
