シネマシティにて。
原作は、中学生の頃リアルタイムで読んでて大好きだった。
でもなんか違う。あの頃この作品を読んで異様な程の熱量を感じた。それが今回の映画化では感じられなかった。というか終始うるさいだけで不愉快ですらあった。
池松壮亮は好きなんだけど、若い役者の「熱い演技」って、昔からどうも惹かれないのだ。若ければ誰でも出来るだろ、と思ってしまう。残念ながら池松壮亮でもやはりそう感じてしまった。
やっぱり時代や自分の年齢の変化もあるのかも知れない。あの頃って101回目のプロポーズとかチャゲアスとか流行ってた頃だもんな。この作品の異質感って凄かったもんな。
原作未読だとまた印象や感想が違ったかも。
前髪がある蒼井優が可愛かった。
