邦画を久しぶりに鑑賞。
鑑賞前の映画に対する先入観や期待といった想像は、個人的には映画を鑑賞し、感想を持つことや評価をするうえでかなり左右されると考えている。
例えば、前評判が高い映画を観て、自分が思っているより面白くなかった場合は、評判が普通の場合と比べて、低い評価を付けがちになることに近い。
他にも、ただ戦争映画を観るにしても、その戦争についての歴史を知っているかいないかで評価が変わることも少なくないことも同類である。
今作でいえば、完全に自分が悪いが、王道なラブストーリーだと思って鑑賞したのが失敗で、R15と知ったときは、暴力的な描写や倫理的に問題があるシーンがあることがすぐに分かり、鑑賞することを躊躇ったくらいだ。
もちろん、暴力シーンや流血シーンを観ること自体は問題ないのだが、「そういう映画」と思って予め知っおき、心構えがないと個人的にはかなりきつい。
例えば、いくらストーリーや世界設定が優れているピクサーの映画で、暴力シーンや流血シーンがあったら誰でも嫌な気持ちになるはずであろう。
実際自分はパラサイトでもこの失敗を犯した。今ではむしろあの映画はラストシーンの衝撃を観る映画だと思っているが、個人的にはその点で評価することに苦しんだ。
このようなミスを犯さないためにも、パラサイトやこの映画で学んだことは「映画鑑賞前に予告動画を必ず観る」ことだ。
人間は同じことを何度も失敗する生き物。大事なことは反省すること。
結論。この映画は私には合いませんでした。