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無垢なる証人のわんわんのレビュー・感想・評価

無垢なる証人(2019年製作の映画)
4.0
またまた早くも2020年マイベスト10作品に出会えたかも。。

話の面白さ(笑える、泣かされる、考えさせられる、ハラハラドキドキも!)はもちろんなのですが、、、
キム・ヒャンギの演技が本当に素晴らしい。
原題は「証人」ですが邦題に追加された「無垢なる」はアリ。
ジウ(キム・ヒャンギ)の真っ直ぐで濁りのない眼差し、「あなたはいい人?」という簡単な一言。
スクリーン越しに見ている私に刺さった。
終盤のとあるシーンでは客席からすすり泣きも。(はい、私も…)

スノとジウの関係だけでなくジウと母(両親)、スノと彼の父、周囲にある様々な愛の形にも心動かされる。


そうそう…
韓国では弁護人との面会はあのような形でするの?!と、びっくり。

【ストーリー】
長い間、信念を貫いてきたものの、現実と妥協して俗物になることを決めた民主弁護士会出身の弁護士スノ(チョン・ウソン)。自身の出世がかかった殺人事件の弁護士に指名されると容疑者の無罪を立証するため、唯一の目撃者である自閉症の少女ジウ(キム・ヒャンギ)を証人として立たせようとする。自身だけの世界に入り込み、意思疎通が難しいジウ。スノは事件当日に目撃したことを聞くためにジウのもとを訪れるが、まともにあいさつもできない。だが、あの日のことを聞き出すためにジウと心を通わせていく努力をするスノ。少しずつジウへの理解を示していくが、2人は法廷で弁護士と証人として向き合うことになり…。
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