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実録 私設銀座警察のtatsuのレビュー・感想・評価

実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)
3.4
東映実録ヤクザ映画、気になってオススメ作品を見てみようと思い鑑賞。仁義なきシリーズは、組同士の抗争だったり、内部抗争が面白かったわけですが、今作はより戦後の日本の雰囲気が分かる内容になっていました。

退役兵で組まれた私設銀座警察という、実在した暴力グループをモデルにしているみたいなんですが、中心人物の池谷を演じる安藤昇は、実際に元ヤクザだった方のようで、凄みがリアル・・・梅宮辰夫の飄々としたキャラもよかったです!

そして今作はかなりバイオレンスで狂った演出や展開が印象的でした。

冒頭の赤ちゃん惨殺シーンから始まり、戦後の焼け野原(本物らしい)、銃殺シーンの血、素手揚げ、最後の酒池肉林。かなり強烈なシーンがてんこ盛りだしかなり狂っていて衝撃的でした。
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