以前見て感動した『ケアニン あなたでよかった』と同時並行で撮られた、映画のモデルになった介護施設「あおいけあ」の様子を記録したドキュメンタリー。You Tube での「おうちでつながる上映会」にて鑑賞。
『ケアニン』は若き介護士「大森圭」の成長を描くフィクションだが、中で語られる介護の様子や心に残る言葉は、実際にこの施設であったことが元になっているという。
確かに「ああ、この人があの人のモデルかな?」と『ケアニン』を見た人はそういう見方もできる。
利用者のおじいちゃん、おばあちゃんも、みんなキャラが立っててかわいい。
撮影中に亡くなる方がいたり、その辺は介護施設のリアルだなぁと思わざるを得ないが、
多くの人がこの施設の良さを形容して「特別すごいことをしているように見えないところ」というのが、見ていて納得できる。
まあ「あおいけあ」のPR動画的な側面はもちろんあるんだけど、『ケアニン あなたでよかった』とこれを併せて見ると、リアルに裏打ちされたフィクションっていう感じで、より心に響く。
上映できずにいる、シリーズ新作の『ケアニン こころに咲く花』も見てみたい。配信してくれないかなぁ。