ゆり

ジョナサン ふたつの顔の男のゆりのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

JohnとJonathanの2人の人格で1つの体を共有していて、物語はタイトル通りJonathanの視点で進行。

Jonathan目線ではあるものの、JohnとJonathan両者がそれぞれ葛藤しながら生活を送っていて、12時間ずつしか自分の時間を持っていなかったり、自分の体が自分だけのものでないことに苦しんでいるのは、観ていて辛かった。自分がHappyだからといって、もう1人もHappyとは限らないし。

”自分”という人格が少しずつ侵食されていく、消えてしまうかもしれないという恐怖や悲しみ、やるせなさ、諦めが心に残る映画。
ゆり

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