昔、藤子不二雄F先生の漫画で「みきおとミキオ」って作品がありまして。本来別のパラレルワールドに住むほとんど同じ人格の二人が、ある日突然つながってしまった世界をお互い行き来して、自分だけど自分じゃない生活をしてみよう、ってお話。
最初は二つの世界はほとんど変わらなかったんだけど、みきおとミキオの行動によって、だんだん二つの世界は異なっていきついには。。。ってよくできたSF。
で、この映画は同じ体にふたつの人格を持った男が夜と昼、別の生活を送る、って話。
ルールがあって、お互いの生活を報告する。彼女は作らない。
でもまあ男前の男の子、彼女もできますわね。そっから事態は急転して。。。ってなる。
何となくだけど、夜分担の人の方が心病みそうですよね(*_*;
全体的に淡々とすすみ、なんと言うか爆発的な出来事は起こらない。設定はSFだけど、あくまで日常の延長を描いてるってところがミソ。
物足りないなぁ、って人もいるだろうなぁ。
僕も「これでおわり？」ってちょっと思ってしまったクチでした。
